MatriXX ユニバーサル2Dアレイ
放射線治療 患者プラン QAマシン用QAツール
MatriXXシリーズ 2Dアレイ検出器は,放射線治療における患者プランの線量分布検証と, LINAC装置QA用に設計された線量測定デバイスです。
- 機能・特長
- メーカー情報
- 関連製品
機能・特長
MatriXXEvolutionとMatriXXFFFは,QAソリューションを提供するイオンチェンバアレイです。PIC(ピクセル・イオン・チェンバー)テクノロジーは, 半導体に比較して,照射装置の微小なエラーも高速サンプリングタイムで漏れなく検出。myQAソフト ウェアと組み合わせることで,効率と精度でサポートします。


効率性
●セットアップから測定,データ解析までシームレスな操作を実現
●コンベンショナル,IMRTおよびローテーショナルプランの患者線量を手早く検証
●myQAグローバル QAプラットフォームと組み合わせることで,プラン検証とマシンQAのワークフロー効率化をサポート
精 度
●サンプリングタイム20msにより,刻々と変化する照射野と線量をリアルタイムで測定。装置調整時のビームの挙動確認にも効果を発揮
●イオンチェンバ1020個を搭載
実 績
●世界各国にMatriXXシリーズ1500台以上の納入実績
ユニバーサルソリューション
myQAと組み合わせることで,患者QAやマシンQAに対応するQAソリューションへ。
さらにCOMPASSにより,3D線量検証にも対応

患者個々の線量解析
●MatriXXの測定結果に基づき,患者体内の線量分布を3Dで再構築
●TPS同等のCollapsed Coneアルゴリズムを採用し,プラン検証の精度を担保
●解析プラットフォームとして共有が可能な,TPSで使われるツール(DVHやアイソドーズによる測定と計画の比較)を提供
VMAT/RapidArcに最適な,ガントリーマウントしたMatriXX
●サンプリング時間を短くとり,360°の4Dフルエンス測定に基づいた全体の線量再構築
●IMRTだけでなくローテーショナル照射にも対応
●オートアライメントツールにより,ガントリ取り付けしたMatriXXの測定結果を自動補正
●照射野サイズ32×32cmまで測定可能

●わずか4ステップでプラン検証が可能
●ワークフローに沿って配置されたアイコンによりわかりやすい操作で解析からレポート作成まで対応
●myQAセントラルデータベースに接続することでネットワークで自由にデータアクセスが可能

●QAに関するアプリケーションを1つのソフトウェアプラットフォーム,1つのセントラルデータベースサーバへ統合
●QAデータを集約して一括管理。 クライアントサーバにも対応しており,PC1台ごとのスタンドアロン利用だけでなく, 院内ネットワークPCからQAデータへアクセスが可能
●サーバ構成により,部門内または関連病院からもQAデータへのアクセス性を確保

●月次マシンQAやTG -142のイメージングQAなど,プロトコルベースのマシンQAのサポートが可能なアプリケーション
●Dosimetry Plug-inにより,プロファイル解析やトレンド解析に対応
●エネルギーチェック,出力チェック,ウェッジチェックなど,エネルギーコンスタンシープレート(別売)との併用

●任意のガントリー角度で常に検出器面に垂直にビームが照射されるようにセットアップするためのガントリーマウント用ホルダー。COMPASSソフトウェアによるVMAT/RapidArcプラン検証に最適
●各社LINACに対応するホルダーをご用意
●MatriXX検出器およびビルドアップ用板状ファントムを,再現性よく,しっかりと保持
●2種類のSSD(76cmおよび100cm)に対応するため,2タイプのホルダーをご用意