高精度放射線治療計画装置 Brainlab® Elements/iPlan®
今までにない精巧な定位放射線治療計画を実現
Brainlab Elements/iPlanは頭部,体幹部の定位放射線治療・強度変調放射線治療(IMRT)に優れた治療計画装置です。
病変部・危険部位抽出ソフトウェアBrainlab Elements/iPlan® RT Imageと,線量計算ソフトウェアBrainlab Elements/iPlan® RT Doseの2つにより構成されます。
ワンタッチでMR,CT,PET,その他の画像をイメージフュージョンで自動的に重ね合わせ,オートセグメンテーションにより危険臓器の輪郭を自動的に作成し,豊富な画像表示・輪郭描写ツールにより,素早く病変部を特定できます。
これにより,従来,スライスごとに行っていた輪郭作成作業を大幅に軽減し,直ちに線量計画にとりかかることが可能です。
また,高精度放射線治療を包括的に治療計画する場合はiPlanをご使用いただき,特定の疾患(例えば,多発性転移性脳腫瘍やAVM 等)を限定的に治療計画する場合はBrainlab Elementsをご使用いただくことで,より快適な治療計画を行うことが可能となります。
製品の仕様は予告なく変更することがあります。
販売名:iPlan ステーション
医療機器承認番号:22000BZX01548000
販売名:iPlan RT放射線治療計画装置 医薬品医療機器等法の経過措置品
販売名:エレメント 医薬品医療機器等法の経過措置品
- 機能・特長
- メーカー情報
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機能・特長
Brainlab Elements/iPlan® RT Image(病変部・危険部位抽出ソフトウェア)
洗練されたImage Fusion アルゴリズム
CT,MR,PET,SPECTの画像を全自動フュージョンします。 外科手術の世界で洗練されたフュージョンアルゴリズムにより,ストレスのない作業環境を提供します。

コンピュータが自動的に輪郭を作成
高精度放射線治療では,1mmスライスのCT画像やMR画像を大量に扱うことになります。しかし,放射線被曝を避けたい危険臓器の輪郭を1スライスずつ描出するのは,処理時間を考えると合理的ではありません。これに対してAutomatic Segmentation機能により,輪郭設定作業をわずか数分に短縮してくれるので,より効率的な治療が可能になります。

優れた輪郭修正ツール
Automatic Segmentationにより作成された臓器の輪郭を,Axial,Coronal,Sagittal画面上で三次元的に修正可能です。危険臓器の形状を直感的な操作で修正することができるので,輪郭作成時間を大幅に削減します。

DICOM RTによる輪郭情報の外部出力
作成した輪郭情報をDICOM RT Structure export機能により,他の治療計画システム(例:バリアン社製 EclipseTM)に送ることができます。
Brainlab Elements/iPlan® RT Dose(線量計算ソフトウェア)
多彩な治療計画に対応
サーキュラーアーク,コンフォーマルアーク/ビーム,ダイナミック・ コンフォーマルアーク,コンポジットアーク/ビーム(これらの照射方法を組み合わせた治療計画),IMRT,HybridArc®による治療計画に対応しており,多様な治療計画が作成できます。

X線モンテカルロ法に対応
XVMCモンテカルロ法による線量計算アルゴリズムを装備。肺野など,密度が不均質な領域において,線量計算精度が向上します。
強度変調放射線治療(IMRT:Intensity Modulated Radiation Therapy)
難しいと言われるIMRTの治療計画をiPlanがやさしくナビゲートします。最適化計算によって,危険臓器やターゲット(腫瘍)の優先度を考慮した4種類の治療計画を自動作成できるので,よりシンプルにIMRTの治療計画が作成できます。

HybridArc
HybridArcでは,まずダイナミックコンフォーマルアークにより,アイソセンターを中心とした部位に線量を投与します。さらに,固定IMRTにより腫瘍辺縁部に投与するという組み合わせで,適切な線量分布を実現します。従来の技術を組み合わせることにより,特別な物理検証作業が不要です。
Multiple Brain Mets SRS
Multiple Brain Mets SRSアプリケーションは脳にある複数の転移巣を効率良く治療するための放射線治療計画を,一貫して素早く行えるようにするテクノロジーです。
