EFA-300B、EFA-300型
※本製品は生産終了しております
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機能・特長
JIS C 1910 規格対応
- 電界測定用プローブを使用することにより低周波電界強度ならびに周波数分布測定が可能。(EFA-300型のみ)
- ICNIRPなどの人体防護ガイドラインを搭載し、測定値の相対評価が可能。FFTを装備し、磁界・電界の周波数解析が可能。パソコンへのデータ転送が可能。
- IEEEやVDE規格に基づく標準磁界センサを用意。(オプション)
4つの測定モード
電磁界強度測定モード(Field Strength)
5Hzから32kHzの周波数範囲の磁界(磁束密度)または電界強度を測定します。
広帯域の測定だけでなく、バンドパスフィルタあるいはバンドストップフィルタを搭載しているので、必要な周波数成分だけを測定することも可能です。検出方法は実効値とピーク値から選択できます。瞬時値表示だけでなくマックスホールド機能も持っています。
ガイドライン相対値測定モード(Shaped Time Domain;STD)
5Hzから32kHzにおいて、ガイドラインとの相対値で表示します。
ガイドラインはICNIRPの一般公衆、職業曝露の他、ドイツ労働法の規定も搭載しています。
周波数分析モード(Spectrum FFT)
5Hzから2kHzまたは40Hzから32kHzの帯域において、電磁界の周波数成分を解析する事ができます。
高調波解析モード(Harmonics)
基本周波数に対して、その整数倍の高調波がどの程度発生しているのかを簡単に測定できます。
本体(EFA-300B、EFA-300共通)
- 本体には磁界センサが内蔵されており、本体だけで磁界測定を行うことができます。
- 本体では、測定モードの選択や測定条件の設定などの操作、測定値の表示を行います。
- メモリを搭載しているので測定値を保存する事ができます。
- 本体は、EFA-TSソフトウェアを使えば、PCからリモートコントロールすることもできます。
電界プローブ(EFA-300)
- EFA-300には、電界プローブが標準でセットされています。
- 電界プローブは、光ファイバケーブルで本体と接続し、本体から操作を行います。
- EFA-TSソフトウェアを使えば、EFA本体を用いることなく、PCから直接コントロールすることも可能です。
オプション製品
100cm²磁界プローブ
IEEE/VDE規格、人体防護目的の測定に
- 100cm²磁界プローブは、元々IEEEおよびVDEで、人体防護目的で測定を行う場合の磁界センサの規格として定められたものです。
- 面積100cm²の3つのコイルがそれぞれ直交するように同心に配置されています。
- 一般環境あるいは労働環境の安全管理を行う場合にはこのプローブを使って測定します。
直径3cm磁界プローブ
優れた空間分解能でノイズ解析に
直径3cm磁界プローブは、空間分解能に優れているため、狭い箇所の測定や、磁界分布のより詳細な解析に有効です。
EFA-TSソフトウェア
- EFA-TSリモートコントロール・ソフトウェア(オプション)により、PC上のGUIでEFA-300B/-300をリモート・コントロールすることができます。
- また、測定結果の解析をするため、折れ線グラフやヒストグラムなどの表示を行うこともできます。
カタログダウンロードには
以下の必要項目にご入力をお願いいたします。
仕様
一般仕様
ディスプレイ | LCD 128×64ピクセル バックライト付き |
---|---|
インターフェース | 光ファイバケーブル、RS232 |
電源、使用時間 | 充電式単2NiMH電池x5本:10時間 |
使用環境条件 | 温度:0°C ~ 50°C、湿度:95%未満 |
本体寸法 | 110mmx200mmx60mm |
重量 | 1.0kg |
磁界測定(EFA-300B・EFA-300共通)
100cm²プローブ | 内蔵プローブ | 直径3cmプローブ | |
---|---|---|---|
メーカー | Narda S.T.S.社(ドイツ) | ||
センサ | 本体内蔵3軸コイル(磁界用) | ||
測定軸 | 等方性、またはX,Y,Z軸いずれか1軸 | ||
Field Strengthモード | |||
周波数帯域 | 【広帯域/-3dB】 5Hz~2kHz、30Hz~2kHz、5Hz~32kHz、30Hz~32kHz 【バンドパス/バンドストップフィルタ】 15Hz~2kHz(0.1Hz分解能で設定可能) |
||
検出方法 | 実効値RMS(平均時間1秒)またはピーク値 | ||
測定レンジ | 【公称】 32mT(*1)@≤125Hz 【オーバーロード】 87mT(*1)@≤125Hz |
【公称】 32mT(*1)@≤600Hz 【オーバーロード】 87mT(*1)@≤600Hz |
【公称】 32mT(*1)@≤600Hz 【オーバーロード】 87mT(*1)@≤600Hz |
ノイズレベル(RMS)、代表値 | 【広域帯30Hz~2kHz】 4nT 【広域帯5Hz~32kHz】 10nT 【バンドパスフィルタ 30Hz~2kHz】 0.8nT |
【広域帯30Hz~2kHz】 100nT 【広域帯5Hz~32kHz】 200nT 【バンドパスフィルタ 30Hz~2kHz】 25nT |
【広域帯30Hz~2kHz】 20nT 【広域帯5Hz~32kHz】 50nT 【バンドパスフィルタ 30Hz~2kHz】 5nT |
不確かさ(*2)、代表値 | 【広域帯5Hz~2kHz】 ±3%@≥40nT 【広域帯5Hz~32kHz】 ±3%@≥80nT 【バンドパスフィルタ 50Hz~400Hz】 ±3%@≥10nT |
【広域帯5Hz~2kHz】 ±5%@≥1µT 【広域帯5Hz~32kHz】 ±8%@≥2µT 【バンドパスフィルタ 50Hz~400Hz】 ±5%@≥250nT |
【広域帯5Hz~2kHz】 ±4%@≥200nT 【広域帯5Hz~32kHz】 ±5%@≥400nT 【バンドパスフィルタ 50Hz~400Hz】 ±4%@≥50nT |
Exposure STDモード | |||
周波数帯域(-3dB) | 5Hz~32kHz | ||
曝露評価 | 本体搭載のガイドライン(ICNIRP一般公衆・職業曝露、BGV B11、VDEO848)と比較 | ||
測定レンジ/オーバーロード | 200% | ||
ノイズレベル、代表値 (@ICNIRP Occupational) |
<0.4% | <2% | <1% |
不確かさ(*2)、代表値 | ±4% | ±9% | ±6% |
Spectrum FFTモード/Harmonicsモード | |||
周波数帯域 (FFTモードのみ) |
5Hz~2kHz、40Hz~32kHz | ||
基本周波数 (Harmonicsモードのみ) |
10Hz~10kHz | ||
周波数分解能 | 【2kHzレンジ】0.01Hz 【32kHzレンジ】0.1Hz |
||
周波数スケール | 【2kHzレンジ】 全帯域対数表示、または100Hz線形表示 【32kHzレンジ】0.1Hz 全帯域対数表示、または1000Hz線形表示 |
||
検出方法 | 実効値RMS、平均値RMSまたはピーク値 | ||
測定レンジ | 200nT~32mT(内臓3軸コイル使用時) | ||
ノイズレベル(RMS)、代表値 | 【2kHzレンジ】 <45nT@≤48Hz <4nT@>48Hz <0.05nT@ノイズフロア 【32kHzレンジ】 <2nT@<200Hz <0.3nT@200~20kHz <0.6nT@>20kHz <0.07nT@ノイズフロア |
【2kHzレンジ】 <400nT@≤48Hz <42nT@>48Hz <2nT@ノイズフロア 【32kHzレンジ】 <22nT@<200Hz <11nT@200~20kHz <11nT@>20kHz <1.5nT@ノイズフロア |
【2kHzレンジ】 <260nT@≤48Hz <23nT@>48Hz <0.2nT@ノイズフロア 【32kHzレンジ】 <10nT@<200Hz <2nT@200~20kHz <3nT@>20kHz <0.3nT@ノイズフロア |
不確かさ(*2)、代表値 | ±5%(内蔵3軸コイル使用時) | ||
表示スケール(Y軸) | 20dB~120dB(対数) | ||
メモリ機能 | 3600データもしくは22スペクトラム保存可能 | ||
保存方法 | メモリボタン押下でデータ保存(ボタン押下時画面にメモリ番号を表示) |
電界測定(EFA-300のみ)
型名 | EFA-300 |
---|---|
センサ | 平行平版 |
測定軸 | 等方性、またはX,Y,Z軸いずれか1軸 |
周波数帯域 | 5Hz~32kHz |
Field Strengthモード | |
周波数帯域 | 【広帯域/-3dB】 5Hz~2kHz、30Hz~2kHz、5Hz~32kHz、30Hz~32kHz 【バンドパス/バンドストップフィルタ】 15Hz~2kHz(0.1Hz分解能で設定可能) |
検出方法 | 実効値RMS(平均時間1秒)またはピーク値 |
測定レンジ | 【公称】100kV/m 【オーバーロード】200kV/m |
ノイズレベル(RMS)、代表値 | 【広域帯30Hz~2kHz】0.7V/m 【広域帯5Hz~32kHz】4.5V/m 【バンドパスフィルタ 30Hz~2kHz】0.14V/m |
不確かさ(*2)、代表値 | 【広域帯5Hz~2kHz】 ±3%@≥5V/m 【広域帯5Hz~32kHz】 ±3%@≥40V/m 【バンドパスフィルタ 50Hz~400Hz】 ±3%@≥1V/m |
Exposure STDモード | |
周波数帯域(-3dB) | 5Hz~32kHz |
曝露評価 | 本体搭載のガイドライン(ICNIRP一般公衆・職業曝露、BGV B11、VDEO848)と比較 |
測定レンジ/オーバーロード | 200% |
ノイズレベル、代表値 (@ICNIRP Occupational) |
<5% |
不確かさ(*2)、代表値 | ±4% |
Spectrum FFTモード/Harmonicsモード | |
周波数帯域 (FFTモードのみ) |
5Hz~2kHz、40Hz~32kHz |
基本周波数 (Harmonicsモードのみ) |
10Hz~10kHz |
周波数分解能 | 【2kHzレンジ】0.01Hz 【32kHzレンジ】0.1Hz |
周波数スケール | 【2kHzレンジ】 全帯域対数表示、または100Hz線形表示 【32kHzレンジ】0.1Hz 全帯域対数表示、または1000Hz線形表示 |
検出方法 | 実効値RMS、平均値RMSまたはピーク値 |
測定レンジ | 200nT~32mT(内臓3軸コイル使用時) |
ノイズレベル(RMS)、代表値 | 【2kHzレンジ】 <0.3V/m@≤48Hz <0.1V/m@>48Hz <0.02V/m@ノイズフロア 【32kHzレンジ】 <0.1V/m@≤20kHz <3V/m@>20kHz <0.05V/m@ノイズフロア |
不確かさ(*2)、代表値 | ±5%(内蔵3軸コイル使用時) |
表示スケール(Y軸) | 20dB~120dB(対数) |
メモリ機能 | 3600データもしくは22スペクトラム保存可能 |
保存方法 | メモリボタン押下でデータ保存(ボタン押下時画面にメモリ番号を表示) |
*1…周波数が大きくなるにつれて、ダメージレベルは減少する。
*2…不確かさには、線形性・周波数特性・等方性および温度特性も含む。
製品仕様は予告なく変更することがございますのでご了承ください。
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