IMRT 頭部・胴体フリーポイント ファントム
CT撮影から線量検証まで全行程に対応したQAツール
Model 002H9K IMRT 頭部・胴体フリーポイントファントムはCTデータの取得・計画から照射・線量確認までの全行程において、患者をシミュレートしたQAツールとしてご使用いただけます。
- 機能・特長
- メーカー情報
- 関連製品
機能・特長
IMRT 頭部・胴体フリーポイント ファントムの特長
●イオンチェンバー、TLD、MOSFET、半導体検出器は交換式ロッドインサートで簡単に位置決め可能です。
●シリンダーを回転させることで、任意のポイント線量測定位置を選択できます。
●放射線量フィルムによる線量測定に対応します。(Ready Pack®、GafChromic®フィルム* )
●フィルムの近くに検出器を配置できますので、フィルムキャリブレーションの精度が向上します。
●CTフィルムマーカーにより、フィルムから治療計画への正確なレジストレーションが可能です。
●ファントム表面に刻まれたインデックスにより、正確な位置合わせが行えます。
●不均質の有無に関わらず、いずれの構成にも対応します。
* IMRTファントムシリーズはRIT113 ソフトウェアと互換性があり、フィルムからプランへの解析が可能です。
GafChromic®は、米国 International Specialty Products社の登録商標です。
IMRT 頭部・胴体フリーポイント ファントム
●材質は独自の組織等価エポキシ素材で構成され、50keV~15MeVの範囲における模擬組織の線減弱係数は、実際の水および骨の1%以内です。
CTデータの取得・計画から照射・線量確認までの全行程において、患者をシミュレートしたQAツールとしてご使用いただけます。
●Model 002H9Kは、2つの回転シリンダーを調整するだけで、直径11.2cmの円形領域内で任意のポイント線量測定位置を選択することができます。
肺および骨の等価ロッドインサートを円形領域内の任意の位置に配置し、不均質補正を評価することができます。中央のシリンダーを取り外す
ことで、頭頸部を模擬したセットアップが可能です。