MRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントム
定位放射線治療の計画時におけるMRI画像の歪みおよびイメージフュージョンの評価に
Sun Nuclear社のMRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントムは定位放射線治療の計画時におけるMRI画像の歪みを評価するために設計されています。
また、さまざまな治療計画システムで使用されているイメージフュージョンやデフォーマブルイメージレジストレーション(DIR)アルゴリズムの検証にもご使用いただけます。
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機能・特長
MRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントムの特長
●人体の頭部構造を模擬しており、定位放射線治療計画時のCTおよびMRI画像診断に対応します。
●イメージフュージョン用に剛体ランドマークとして、解剖学的に模擬された骨構造を含んでいます。
●頭蓋内に含まれる独自の3Dグリッドデザインにより、空間の歪み評価に対応します。
●さまざまな定位フレームでの固定に対応したSRSフレームサポートカップが付属しています。
●CT/MRIマーカーにより位置決めやイメージレジストレーションを容易に行えます。
●859点のコントロールポイントが設定されています。
●Distortion Checkソフトウェアに対応しています。
MRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントム
MRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントムは組織等価材質で人体を模擬しており、実際の撮影シナリオに合わせた撮影に対応し、X線、コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴(MRI)を使用して画像化することができます。

空間の歪み評価に対応した3Dグリッド構造
頭蓋内全体には、直径2.5mmの十字型ロッドを頭尾方向、腹背方向、左右方向にそれぞれ10mm、10.5mm、11mmの間隔で直行させた3Dグリッドが設置されています。グリッドの交点には信号を増幅させる材質が追加されており、3Dグリッドのコントロールポイントは859点設定されています。Distortion Checkソフトウェアと組み合わせてご使用いただけます。

Distortion Checkソフトウェア
Distortion Checkソフトウェアは、MRI画像の歪みを手早くかつ自動的に定量化するために設計された、クラウドベースのソリューションです。
Sun Nuclear社製 MRディストーション&イメージフュージョン頭部ファントムと併用することで、画像全体の歪みを手早くかつ正確に測定できます。
