確実な患者固定

Body Pro-LokではSBRTで求められる高い固定精度を実現するために，専用のブリッジを使用して上方から確実な患者固定を実現します。このブリッジを中心に，多用途なプラットフォーム，体幹部の各部位に合わせた固定や体位の保持を可能にする多彩なアクセサリ，そして既存の2ピン対応固定具を組み合わせることで，複雑・多様な固定ニーズに合わせたフレキシブルな構成を可能にしています。
・Body Pro-Lokのブリッジは，サイズによってType-1からType-3まで3種類あり，それぞれ高さの調整が可能。見やすいインデックス目盛がついているので，簡単に高い再現性が得られます。
・Body Pro-Lokのアクセサリ群は，Tピンロック機構により，各ブリッジに直接取り付けることができ，部位に合わせた確実な固定を実現します。
・ターゲットの呼吸性移動抑制には，呼吸プレートおよび呼吸ベルトの2タイプのアクセサリがあります。
・他にも体幹部用の既存固定具を組み合わせ，SBRTに限らずRapidArcやVMAT，IGRT，IMRTや粒子線治療等，各患者の固定ニーズに合わせたカスタマイズセットアップが可能です。

Body Pro-Lokの構成例

・Universal Couchtop，ショルダーブリッジ2，ユニフレーム頭頸部固定具，ハンドグリップ

・Body Pro-Lokプラットフォーム，ブリッジと呼吸プレート／ Clam-Lokクッション，PETアームサポート，Knee- Lok，Foot-Lok

インデックス方式による再現性の高い位置決め

Body Pro-LokはCIVCO RT社のIPPSカウチトップと同様のインデックス方式を採用。個々の患者の複雑なセットアップも，2ピンLok-Barとインデックスによって，確実に同じセットアップに再現することができます。また，2ピンLok-Barと互換性のある既存CIVCO RT社固定具を組み合わせてお使いいただけます。

アクセサリー＆オプション

Body Pro-Lokシステムでは，様々なアクセサリとオプションをご用意しており，ブリッジかベース（Pro-Lokプラットフォーム，レール単体システムまたはUniversal Couchtop）に取り付け可能です。治療部位や患者の状態など，ニーズに合わせたカスタマイズセットアップを行っていただけます。

・左：Body Pro-Lok ONEBridge
・中央：Body Pro-Lok ONEBridgeと呼吸抑制プレート使用時
・右：両側，もしくは片方のブリッジを調整することで，患者に合わせた高さ・角度調整が可能

・左：Pro-Lokプラットフォーム用カーボンファイバー TピンLok-Bar
・中央：Type-1ブリッジ（手前），Type-2ブリッジ（中央），Type-3ブリッジ（奥）
・右：患者ハンドグリップ

・左：ショルダーブリッジ2
・中央：額保持装置
・右：Clam-Lok クッション

・左：呼吸プレート
・中央：呼吸ベルト
・右：ワイト呼吸プレートとパールテクノロジー社製コンフォートケアクッション

・左：
　Type-2/-3 用ブリッジアダプタ
　Type-1/ ショルダーブリッジ2 用アダプタ
・右：ベルトアダプタ

左：患者移動システム
右：Pro-Lok 保管カート/ 壁面保管ユニット