製品情報
PRODUCTS

CT評価用ファントム Catphan CTP700

マルチスライスCTやコーンビームCT,ボリュームCT等の性能評価に

Catphan CTP700型は,従来のCatphanシリーズ同様,柔軟なテストモジュール選択を可能にするモジュール構成を採用しており,一体成型で耐久性に優れているほか,専用ケースをカウンターウェイトとして取り付けるだけの簡単セットアップにより,ファントムをカウチ端から空中に出してスキャン可能となっています。このため,短時間のセットアップでもカウチの影響を受けずに日常的な品質管理にお使いいただけます。CTP700型では1〜30ラインペア/cmの高分解能テストが可能なCTP714型,放射線治療計画用CTのテストにも対応するCTP682型,ウェーブインサートを持つCTP721型といった専用テストモジュールが含まれています。さらに回転式マウントの採用により,ファントム本体を45゚刻み360゚回転させることができ,角度依存性の影響の確認を要するテスト項目にも対応しております。

この製品に関してお問い合わせ

機能・特長

主な機能と特長

簡単セットアップ

1スキャンで全モジュールを一度にテストでき,個別に位置合わせをする必要がありません。またカウチ端から空中に出してスキャンするのでカウチの影響もなく,ケース付属の水準器で位置決めは簡単です。短時間に簡単で,一定のセットアップができるCatphanはCTスキャナの毎日の品質保証に最適です。

水が不要で丈夫な一体成型

各モジュールは一体成型されており丈夫で,水も使わないため水による吸収や水槽の水漏れなどのトラブルはありません。直径20cmのハウジングに隙間なく,しっかりと取り付けされます。

フレキシブルなモジュール設計

Catphanはモジュール設計されているので,テストモジュールを入れ替えて,テストニーズの変化や新製品へのアップグレードが可能です。また,用途に合わせた組み合わせでファントムをご提案いたします。

回転式マウント

ファントムマウント部が45゚刻みで360゚回転する構造となっており,CTP714型高解像度モジュールとの組み合わせでは,ゲージセグメントをXY軸に対し45゚ないし90゚にアライメント可能。角度依存性の影響を考慮したテストに対応します。

テストモジュール

CTP682型 ジオメトリ・センシトメトリ・モジュール

X軸方向に平行な1組の0.15mmスチールワイヤランプ,Y軸に平行な炭化タングステンビーズランプ2組が含まれており,ファントムのCTスキャン軸への位置確認,スライス厚,スライス間隔の確認のほか,対向する各ランプ間のレシオ測定により最大10゚までのガントリ角の確認が可能です。外周沿いに配置されたサンプル10個と水コンテナ1個はセンシトメトリ測定に用いられ,サンプル材質はテフロン,50%ヒドロキシアパタイト,デルリン,アクリル,ポリスチレン,LDPE,PMPおよび空気をご用意。円対称性のチェックに使用するほか,4つのテストシリンダ間のピクセル数カウントによりピクセルサイズが計算できます。さらにアクリル球8個(径1mm,1.5mm,2mm,3mm,4mm,6mm,8mm,10mm)では球体ボリュームのサブスライス画像評価が可能です。詳細なMTFおよびSSP計算については,モジュール中央面に,径0.28mmおよび0.18mmのビーズが1つずつ個別に配置されています。薄いスライスの高解像度測定については,モジュールの厚さ40mm全体にわたって,50μ径のスチール製MTFワイヤが走っています。

CTP714型 30ラインペア高解像度モジュール

2mm厚アルミニウム製コントラスゲージは,放射状に八角形パターンで鋳込まれており,解像度セクションは1〜30ラインペア/cmとなっています。八角形パターンと45゚刻みの回転式マウントを組み合わせることで,全てのゲージセグメントをXY軸に対し角度45゚ないし90゚にアライメントした測定が可能となっています。

CTP515型 低コントラストモジュール

低コントラスト用に3つのコントラストレベルと9つの異なる径を持つスープラスライス用円柱ロッド(外側)と,コントラスト公称値1.0%でZ軸長が3mm,7mm,9mmのサブスライス用ロッド(内側)4種(径3mm,5mm,7mm,9mm)が含まれています。外側スープラスライスロッドは長さ40mmで,任意のZ軸位置でコントラスト測定ができ,セクション全体をスキャンするときのボリューム平均化エラーを避けることができます。ヘリカルおよびマルチスライスCTでは,内側サブスライス用低コントラストターゲットを用い,低コントラストのサブスライス分解能における異なるプロトコル(ピッチ,スライス厚および再構成アルゴリズム)の効率評価が可能です。異なるプロトコルでスキャンした画像を比較することで,腫瘍のような小さく低コントラストの対象に,どのプロトコルが最適か選択する上で有効な情報を得ることができます。

CTP721型 ウェーブインサートおよびCTP723型 ビーズブロック

●CTP721ウェーブインサート
アルミと透明ウレタンの4mm厚のランプが,スライス面に対し30゚の角度をなすよう交互に繰り返し配列されています。インサートには互い違いに2方向のランプセットが含まれています。ウェーブインサートのCT画像は,ランプによる明暗交互のパターンが得られ,このパターンを横切るプロファイルを作成すると,結果のプロットから,矩形波と三角波の中間のパターンが明らかになります。実際の波形パターンは,スライス厚とスキャナ解像度の両方から影響を受けます。CTP721はCTP712モジュールに取り付けられています。

●CTP723ビーズブロック CTP712モジュールに2つ取り付けられており,これらビーズブロックから得られるMTF測定と合わせてパターン解析をすることで,スライスを横切るスライス厚,ないしは高解像度の変動が識別できます。さらに,側方から見たハニカム状パターンは,3Dコンシステンシーの目視または解析的評価のテストパターンとして使うことができます。

CTP712型 均一性セクション

注水式タンクよりも取扱しやすく,水質の差による変動などもないため,一貫性のある結果が得られます。温度変化にも強く耐久性も優れています。CTP712は,CT値で水の2%以内(0〜20H)の均質素材で作られており,放射方向および軸方向に高い均一性を有しています。X,Y,Z平面において様々な変数に関するテストが実施されておりますので,アプリケーションを選ばず安定してお使いいただけます。

モジュール構成

カタログダウンロードには
以下の必要項目にご入力をお願いいたします。

施設名/会社名
職業
ご担当者名
住所
お電話番号
メールアドレス

個人情報保護方針をご確認・ご理解いただき、
チェックマークをつけてからお進みください。

ユーザー様の声

コラム